【落とし穴】ビットフライヤーの手数料が高すぎる?bitFlyer手数料のウソ・ホント

bitFlyerの手数料が気になる人

bitFlyerの手数料は高いって本当?どうしたら安く抑えられる?

こんな悩みにお答えします。

せっかく仮想通貨取引を始めるなら、手数料で損したくないですよね。

結論、bitFlyerの手数料は高いわけではありません。

ですが、何も知らずに取引していると、余計な手数料を払って損をするケースがあるのも事実です。

そこで本記事では、bitFlyerの各種手数料がそれぞれいくらか&手数料を安く抑えるコツについて解説していきます。

bitFlyerの手数料はいくら?項目別に一覧でチェック!

bitFlyerの手数料はいくら?項目別に一覧でチェック!

手数料を見ていく前にまず、bitFlyerにはどんな取引があるのかインプットしておきましょう。

bitFlyerでの暗号資産の取引には、販売所・取引所・bitFlyer Lightningの3つの形式があります。

販売所 取引の相手はbitFlyerとなる。bitFlyerが提示する価格で売買。
取引所 取引の相手は他のユーザーとなる。価格はユーザー同士の需給によって決定。

販売所での取引は、販売所から直接暗号資産を買ったり売ったりするので、初心者でも安心して利用できるのが特徴です。

対して取引所での取引は、他のユーザーとやりとりを行うので、双方の希望がマッチしない限り取引が成立しません。

bitFlyer Lightningは取引所のプロ向けバージョンと思っておけば一旦OK。初心者の人は無視して大丈夫です。

販売所と取引所の違いを頭に入れたうえで、それぞれ手数料を見ていきましょう。

アカウント手数料

アカウント作成手数料 無料
アカウント維持手数料

ビットコイン売買手数料

ビットコイン簡単取引所 約定数量 × 0.01~0.15%(単位:BTC)
Lightning 現物(BTC/JPY)
ビットコイン販売所 無料

※購入価格と売却価格の差額(スプレッド)は負担

Lightning FX/Futures 無料

アルトコイン売買手数料

Lightning 現物(XRP/JPY) 約定数量 × 0.01~0.15%(単位:各アルトコインで異なる)
Lightning 現物(ETH/JPY)
Lightning 現物(XLM/JPY)
Lightning 現物(MONA/JPY)
Lightning 現物(ETH/BTC) 約定数量 × 0.2%(単位:各アルトコインで異なる)
Lightning 現物(BCH/BTC)
イーサ(イーサリアム)販売所 無料

※購入価格と売却価格の差額(スプレッド)は負担

イーサ(イーサリアムクラシック)販売所
ライトコイン販売所
ビットコインキャッシュ販売所
モナコイン販売所
リスク販売所
リップル(XRP)販売所
ベーシックアテンショントークン販売所
ステラルーメン販売所
ネム販売所
テゾス販売所
ポルカドット販売所
チェーンリンク販売所

日本円入金手数料

クイック入金手数料(住信SBIネット銀行の場合) 無料
クイック入金手数料(住信SBIネット銀行以外の場合) 330円(税込)

日本円出金手数料

3万円未満の出金 3万円以上の出金
三井住友銀行の場合 220円(税込) 440円(税込)
三井住友銀行以外の場合 550円(税込) 770円(税込)

bitFlyerでかかる手数料の主要なものをまとめました。

より詳細を知りたい人は、bitFlyer公式サイトの「手数料一覧・税」をチェックしてみてください。

bitFlyerの手数料は高いのか?同じく大手のコインチェックと比較してみた!

bitFlyerの手数料は高いのか?同じく大手のコインチェックと比較してみた!

bitFlyerの手数料が高いのかどうかは他と比較してみないことには分かりません。

そこで、同じく暗号資産取引所として大手のコインチェックと手数料を一部比べてみました。

取引所 bitFlyer Coincheck
販売所
手数料
(BTC)
無料(※) 無料(※)
取引所
手数料
(BTC)
約定数量 × 0.01~0.15% 無料
入金
手数料
0〜330円(税込) 0〜1,018円(税込)
出金
手数料
220〜770円(税込) 407円(税込)
送付
手数料
(BTC)
0.0004BTC 0.0005BTC

※購入価格と売却価格の差額(スプレッド)は負担

bitFlyerは販売手数料が無料、コインチェックは販売手数料・取引所手数料ともに無料となっています。

対して、入金手数料や出金手数料についてはbitFlyerに軍配があがります。

上の表はあくまで一部の比較ですが、bitFlyerの手数料が他社と比較して高い訳ではないということは分かるでしょう。

さらに、次の見出しで紹介する手数料を抑えるコツを活かせば、よりお得にbitFlyerでの取引を進められますよ。

bitFlyerの手数料を安く抑えるコツを5つ紹介!

bitFlyerの手数料を安く抑えるコツを5つ紹介!

最後にbitFlyerの手数料を安く抑えるコツを紹介していきます。

  1. 入金は「住信SBIネット銀行」を利用する
  2. 出金は「三井住友銀行」を利用する
  3. 取引は「取引所」で行う
  4. 取引回数を少なくする
  5. 長期保有する

暗号資産の運用で利益を得たいなら無駄な費用は抑えるのが大切です。

ではそれぞれ見ていきましょう。

入金は「住信SBIネット銀行」を利用する

bitFlyerのクイック入金にかかる手数料は、その他の銀行なら一律で330円(税込)かかります。

対して、住信SBIネット銀行ならクイック入金手数料は無料です。

入金手数料を抑えたいなら、迷わず住信SBIネット銀行に設定しましょう。

出金は「三井住友銀行」を利用する

出金口座には三井住友銀行を選択すると良いです。

三井住友銀行とそれ以外では出金手数料に倍近くの差がありますから。

また、出金時には多かれ少なかれ手数料は発生するので、可能な限りまとめて出金するのがおすすめです。

取引は「取引所」で行う

bitFlyerは販売所での取引は手数料無料ですが、差額(スプレッド)は負担しなくてはなりません。

結果、販売所よりも取引所で取引したほうがお得になることが多いです。手数料を安く抑えるという面では取引所を選ぶのがベター。

しかし、取引所はユーザー同士で買いたい価格・売りたい価格がマッチして初めて取引が成立します。取引所での取引は初心者にはやや難易度が高いでしょう。

なので初心者がbitFlyerを利用するなら慣れるまでは販売所、慣れてからは取引所で取引するのがおすすめです。

取引回数を少なくする

bitFlyerに限らず、取引所を利用するとさまざまな場面で手数料がかかります。入金・出金に、暗号資産の売り買いと、都度発生するものです。

手数料を安く抑える最も楽な手法は取引回数を少なくすること。

細かく何度も取引するのではなく、まとめて取引するようにしましょう。

長期保有する

仮想通貨は上がり下がりの激しい世界なので、細かく取引したくなる気持ちは分かります。

そんな気持ちをグッと堪えて、無駄な取引を控えて長期保有する視点も大切です。


bitFlyerの手数料を安く抑えるコツを5つ紹介しました。

「塵も積もれば山となる」

たかが手数料とバカにしていたら、無駄な費用がどんどん積み重なってしまいます。

コツを活かして手数料をできるだけ抑え、よりお得に暗号資産取引を進めていきましょう。

「bitFlyerの口座開設がまだ!」という人には、以下の記事で詳しく解説しています。